父の闘病、入院生活。その20(膵管内乳頭粘液性腫瘍)
先生方のお話です。
「開腹時間は,癒着が殆どなく,その為、思った以上に,簡単、,と言えば失礼ですが、短く終われました。膵臓の炎症は殆どなく,奇麗な膵臓で、やはり,胃と膵尾の縫合不全が見られました。しかし,それもホンの数ミリ、、後は殆ど完治しているのですが、、。でも,腹腔内は炎症が酷く、膿胞も在りました。
膵尾と胃の縫合した部分、数センチの胃の切除,脾臓の切除をして、腹腔内の洗浄を重点的にしました。
予想では,膵炎と癒着と炎症で、大腸の一部,胃の大部分の切除を考えていたのですが、胃のホンの一部のみの切除で済みました」
と、、言う事でした。
なんか、,一同、,力がドドッ!と抜けた感じ、。
父は、ICU管理の元、、術後感染の予防の為,数日、ICUに入る予定です。
暫くして、ICUの部屋へ、、。
父は、、以前の手術の時以上に、、、スパゲティー状態です!
点滴、、数十本、、。ドレナージは、腹腔より5本。人工呼吸器、、。
意識は,,戻ってません。
数日間は、麻酔をかけて、、様子を見るそうです。
父は、、前回も、「術後せん妄」を何度も,起こしているので、、点滴。人工呼吸器を引き抜かない様にする為の,処置らしいです。
ICUは、一日2回の面会、各30分。
当分、,眠った状態なので、、面会は,,出来ないかも。
母は、、ドドッと、この4ヶ月の疲れた出たのか,、風邪を引いています。
ICUを出たら、また消化器外科病棟の、「回復室」へ向かう事に成ります。
それまで、、十分、私たちも、、体力温存と回復しないとね。
今後の事は、、まだ、、。
膵臓の3分の2を切除した事と成り、、今度は「糖尿病」の心配が待ってます。
でも、、その心配する前には、、術後の回復が肝心です。
今は、ICUの中、、私たちは、、どうする事も出来ません。
とにかく、、頑張って、、欲しい物です。
昭和一桁の高齢者ですが、、流石、、昭和一桁。
根性も体力も、、私たちとは、、違うわ!
父も、母も、、相当なモンです!